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ご訪問ありがとうございます 
「バルーンメソッド」インストラクターの荒井みな子です 
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時々お年寄りのクライアントさんの
運動処方と整体をさせていただくのですが
重症の変形性股関節症で
歩くのが苦痛、痛みがあるという方
椎間板ヘルニアで腰痛がひどく
長く歩くと痛くて歩けなくなる
と言う状態の方
など歩行に問題が出ている
のにも関わらず
皆さん共通して口々に
「歩けなくなると困るから
歩かなきゃ、歩かなきゃ・・・」
とおっしゃるのです。
そうして痛いのを我慢して
ウォーキングをしたがる
という人が少なくないんですね。
「その歩き方でウォーキングなんて
したら、ますます悪くなるから
やめてくださいっ！」
っていうんだけど、言うことをなかなか
聴いてくれないんです。
痛いっていうことは、
「その体の使い方は嫌だから
やめてくれ！」って体が、
訴えているんだから
その体の声を無視したら
かわいそうでしょ。
さらにどんどん悪くなりますよ。
と言うのだけれど、
「歩けなくなったら困る」
と言う恐怖心に駆られて
痛みを我慢して沢山歩こうとする。
そして万歩計で歩数を図って
「今日は痛いのを我慢して3000歩いた。」
等と自慢げに言うのですよ。
痛まない体の使い方を
憶えてもらわなければいけないので
一端今までの体を痛めてきた
使い方をストップしてもらいたいのだけれど。。。
世の中で言われている
「１日１万歩歩こう」と言った
スローガンは若い人で
かつ股関節や膝、腰に故障がない
人のためのモノです。
健康寿命を延ばすための
「ウォーキングは体に良い」
「もっと歩こう」
と言う自治体のキャンペーン
やお医者さんも多いので
お年寄りの中には
定着しているんですよね。
もちろん歩くのは予防のためには
とても良い事なのだけれど
すでに痛んじゃってる人がやったら
ダメでしょっ
ウォーキング信仰は
ちょっと限りなく
「洗脳」に近くお年寄り達
の中にしみこんでいて
正しい運動処方の
大きな障害になっています。
正しい体の使い方に
すこしづづ慣らして
そこで筋肉つけたいので
ある程度慣れるまでは
あんまり無理して欲しくないんですよね～。
正しいトレーニングをして
無駄なく効果を出していくためには
この
「歩けなくなったらどうしよう。」
「寝たきりになったらどうしよう。」
と言う恐怖、こころの問題を先に
なんとかしてあげないと
先に進まないなあと
思ったりします。
「ウォーキング信仰」の洗脳は
なかなか手強いですね。
ウォーキングと同じ効果を
得られる運動で、故障箇所に
負担をかけない体操を
処方して、
「ウォーキングの代わりになるから
これやってね。」と説得しつつ
改善療法を続ける日々です。
運動は、ただやればいいってもんでは
有りません。
トレーニングは
その人に合った
強度・頻度で
正しいやり方で
続けないと
意味かないばかりか
かえって害になります。
何のためにやっているのか
と言う意味を理解して
もう少しだけ丁寧に
体に向き合って
トレーニングをしていって
いただきたいですね。
トレーニングは
目的に合った
正しいやり方で
その人の現状に合った
強度・頻度で続けることで
最大の効果を得ることが出来ます。
そして思い込みだけの
意味の無い無駄なトレーニングは
さっさとやめましょう！！
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